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エアコンの故障で困ったら、、、:エアコン修理の基礎知識

家電修理、特にエアコンの修理に関して、さらに詳細にご説明します。家電製品は生活の中で重要な役割を果たしていますが、定期的なメンテナンスや適切な修理を行わないと、その寿命が短くなることがあります。ここでは、エアコンを中心に、家電修理の基礎から、特定のトラブルの対応方法、そして修理業者の選び方までを詳しく解説します。

修理した方が良い時と、買い替えた時が良い時があるので参考になれば幸いです!

目次

エアコンの仕組み

エアコンは、室内の空気を冷やしたり温めたりすることで、快適な室内環境を作り出す装置です。その動作原理は、冷媒ガスを使って熱を移動させる「ヒートポンプ技術」に基づいています。エアコンは、室内機と室外機の2つの主要なユニットで構成されており、冷媒が室内機と室外機の間を循環することで、冷暖房を行います。

一般的なエアコンの故障原因

エアコンの故障には、さまざまな原因があります。ここでは、特に一般的な故障原因とその対処法について説明します。

冷媒ガス漏れ:
冷媒ガスが不足すると、エアコンは冷却・加熱の効率が大幅に低下します。ガス漏れは、配管の接続部分やユニット内部の亀裂などが原因で発生することが多いです。漏れ箇所を特定し、修理を行った上で冷媒ガスを再充填する必要があります。

フィルターの詰まり:
フィルターが埃や汚れで詰まると、空気の流れが阻害され、エアコンの効率が低下します。これにより、冷暖房が効果的に行われなくなります。フィルターは定期的に掃除することで、この問題を防ぐことができます。

コンプレッサーの故障:
コンプレッサーはエアコンの心臓部であり、冷媒を圧縮する役割を担っています。この部品が故障すると、エアコンはまったく動作しなくなります。コンプレッサーの故障は、部品の交換が必要な場合が多く、修理費用も高額になることがあります。

ファンモーターの故障:
エアコン内部のファンモーターが故障すると、空気を適切に循環させることができなくなります。これも修理が必要な場合が多いです。

電気系統のトラブル:
リモコンが効かない、エアコンの電源が入らないなどのトラブルは、電気系統の問題が原因であることがあります。この場合、基板の交換や配線の修理が必要になります。

損をしない為の修理と交換の判断基準

アコンが故障した場合、修理するべきか、あるいは新しいエアコンに交換するべきかを判断するのは難しいところです。以下の点を考慮して判断することが一般的です。

年数:
エアコンの平均寿命は10〜15年と言われています。これ以上使用している場合、故障が発生すると修理費用が高くつくことが多く、新しいエアコンに交換する方がコストパフォーマンスが良いことが多いです。
また、新しいエアコンの方が省エネに優れており、電気代を抑えることができます。

修理費用:
製品が5年以上使用されており、且つ修理費用が新品購入価格の40~50%を超える場合、交換を検討するのが一般的です。特に、コンプレッサーや電気系統の修理は高額になることが多いので、慎重に判断する必要があります。
高価な機種(各メーカーのハイエンドモデルや上位機種)の場合は20%~30%を目安にして頂くと良いと思います。

エネルギー効率:
古いエアコンは、新しいモデルに比べてエネルギー効率が劣ることが多いため、長期的に見ると電気代が高くなることがあります。新しいエアコンに交換することで、電気代の節約が期待できる場合もあります。
見守り機能など熱中症対策の機能や人が快適に過ごせるための機能が充実している為、使い方によっては差が出ない場合もあります。

エアコン修理のプロセス

エアコンが正常に動作しない場合、まずは専門の修理業者に診断を依頼することが重要です。先ずは購入した店舗に連絡をしましょう。
業者は現地に訪問し、故障の原因を特定するために詳細な検査を行います。その後、修理に必要な作業内容と費用の見積もりを提供してくれます。見積もりが高額になる場合は、他の業者にも同じように見積もりを依頼し、比較することをお勧めします。
多くの方が、〇〇年保証に入られていると思います。
高価な家電を購入する際は入っておくことをお勧めします。

修理の実施
見積もりに納得したら、修理を進めます。修理のプロセスは故障の種類によって異なりますが、一般的な修理作業には以下のようなものがあります。

部品交換:故障した部品を新しい部品に交換します。例えば、コンプレッサー、ファンモーター、基板などが該当します。
冷媒ガスの再充填:冷媒ガス漏れが原因の場合、漏れ箇所を修理した後に、冷媒ガスを再充填します。
配管修理:冷媒配管やドレンホースの修理や交換を行います。
修理作業は、通常1〜2時間程度で完了しますが、故障の内容や修理の規模によっては、数日かかることもあります。
特殊な場所が故障してしまうと、直すための部品の調達に時間が掛かること、現在の社会情勢の影響で以前よりも入荷が難しくなっていることが原因です。

修理後の確認
修理が完了したら、業者と一緒にエアコンの動作確認を行います。冷暖房が正常に動作しているか、異音がないか、リモコンが正常に機能しているかなどをチェックします。また、業者に修理後の注意点やメンテナンス方法を聞いておくと良いでしょう。

エアコンのメンテナンスと故障防止

定期的なフィルター掃除
エアコンのフィルターは、空気中の埃や汚れを取り除く役割を果たしていますが、これが詰まるとエアコンの効率が低下し、故障の原因になることがあります。フィルターは、少なくとも月に1回、使用頻度が高い時期は2週間に1回程度掃除することをお勧めします。掃除は、フィルターを取り外し、水洗いするだけで簡単に行えます。

室外機のメンテナンス
エアコンの室外機も定期的なメンテナンスが必要です。室外機は外部に設置されているため、埃や落ち葉、ゴミが詰まりやすく、これが原因で冷却効率が低下することがあります。室外機の周囲を定期的に清掃し、通気が良い状態を保つことが重要です。

年次点検
年に一度、エアコンの専門業者に点検を依頼することで、潜在的な問題を早期に発見し、故障を未然に防ぐことができます。点検では、冷媒ガスの量や配管の状態、電気系統のチェックなどが行われます。

最後に

エアコンをはじめとした家電修理は、適切な知識と対応が求められる作業です。故障が発生した際には、信頼できる修理業者を選び、適切な修理を行うことで、家電製品の寿命を延ばし、快適な生活を維持することができます。
定期的なメンテナンスを行うことで、故障を未然に防ぐことができるため、日常の手入れも忘れずに行いましょう。
また、当社ではエアコン工事業者様をはじめとする修理業者様も募集しておりますので、お気軽にご応募ください。
業者様からのご応募をお待ちしております。



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