世界一辛い唐辛子
ギネスワールドレコードによると、2024年5月2日現在、世界一辛い唐辛子は「ペッパーX」です。スコヴィル値は2,693,000SHUで、2位のドラゴンズ・ブレス(2,480,000SHU)を大きく引き離しています。
以下、世界一辛い唐辛子トップ5と詳細をご紹介します。
1位:ペッパーX(2,693,000SHU)
- 開発者:エド・カリー氏(アメリカ)
- 原産地:アメリカ
- 特徴:キャロライナ・リーパーよりもさらに辛い
- 用途:食用、催涙スプレーなど
2位:ドラゴンズ・ブレス(2,480,000SHU)
- 開発者:ウェールズ産園芸家
- 原産地:イギリス
- 特徴:見た目がドラゴンの息吹をイメージさせる
- 用途:観賞用
3位:キャロライナ・リーパー(2,200,000SHU)
- 開発者:エド・カリー氏(アメリカ)
- 原産地:アメリカ
- 特徴:2013年から2020年までギネス認定されていた
- 用途:食用、催涙スプレーなど
4位:コモド・ドラゴン(2,200,000SHU)
- 開発者:トミー・ピッツ氏(イギリス)
- 原産地:イギリス
- 特徴:見た目がコモドドラゴンをイメージさせる
- 用途:観賞用
5位:トリニダード・モルガ・スコーピオン(2,000,000SHU)
- 開発者:ジョジョ・ジョロキア氏(トリニダード・トバゴ)
- 原産地:トリニダード・トバゴ
- 特徴:世界一辛い唐辛子だった時期がある
- 用途:食用、催涙スプレーなど
これらの唐辛子は、いずれも非常に辛いため、一般の人は食べることはおすすめできません。もし食べる場合は、少量ずつ、十分な注意を払って行ってください。
スコヴィル値とは、唐辛子の辛さを数値で表したものです。カプサイシンという辛み成分の量を測定することで算出されます。スコヴィル値が高いほど、辛さが強いことを意味します。
唐辛子の辛さは、個体差や栽培環境によっても異なるため、あくまで目安として考えてください。
殿堂入り:RTX(16,000,000,000SHU)
キャロライナ・リーパー(「カロライナの死神」)の10,000倍、ハバネロの最も辛い品種の45,000倍、ハラペーニョの450万倍に相当する。
食べ物ではなくモロッコに分布するサボテンによく似た植物の成分です。この成分を医療に役立てるために研究がおこなわれているそうで、辛み成分が神経を麻痺させ痛みを感じなくなるとのこと。末期がんの患者さんに使用し痛みを和らげるために日々研究されているようです。
大きな副作用もないとのことで鎮痛剤として非常に優秀だそうです。
但し、口に入れてしまえば想像以上に恐ろしいことになりそうです、、、