エアコンから氷が降ってきた?!その原因と対策を徹底解説!

エアコンを使っていたら突然「カラン」と何かが落ちる音がして、ふと見上げると氷の塊が落ちてきた…なんてことが起きたら、誰でも驚きますよね。

普通、エアコンから出てくるのは冷たい風か温風だけのはず。なのに、氷が降ってくるなんて、ちょっとしたホラーです。しかし、これは意外と珍しいことではなく、実際に起こりうる現象なのです。

では、なぜエアコンが凍ってしまい、氷が落ちてくるのでしょうか? そして、そんな異常事態を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか? 本記事では、エアコンの氷トラブルの原因と対策を徹底的に解説していきます!

なぜエアコンが凍るのか?主な原因とは

エアコンが凍ってしまう原因はいくつか考えられますが、代表的なものを以下にまとめました。

  1. フィルターの目詰まり

エアコンのフィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり、冷気が熱交換器(エバポレーター)に滞留してしまいます。これによってエバポレーターの温度が下がりすぎ、結果として内部に発生した結露が凍結してしまうのです。

チェック方法
・エアコンの風量が弱くなっていないか?
・設定温度を下げてもなかなか冷えない?

フィルターがホコリまみれになっている場合は、まずは掃除をしてみましょう。

  1. 冷媒ガスの不足

エアコンの冷媒ガスが不足すると、正常な熱交換ができなくなり、エバポレーターの温度が極端に下がることがあります。その結果、熱交換器に付着した水分が凍りつき、それが氷となって落ちてくることがあります。

チェック方法
・エアコンの効きが悪くなっていないか?
・送風口から出る風が冷たすぎる?
・エアコンの配管に霜がついている?

これらの症状がある場合、冷媒ガスの不足が疑われます。ガス漏れが原因のこともあるので、専門業者に点検を依頼しましょう。

  1. ドレンホースの詰まり

エアコン内部で発生する水分は、ドレンホースを通じて排水されます。しかし、ドレンホースがホコリやゴミ、カビなどで詰まってしまうと、水がうまく流れずに溜まってしまい、それが凍結する原因になります。

チェック方法
・エアコンの下から水がポタポタ垂れている
・エアコン内部に水が溜まっている音がする

ドレンホースの詰まりを放置すると、水漏れの原因にもなりかねません。定期的に掃除して、スムーズに排水できるようにしておきましょう。

  1. 室温・湿度の影響

室内の湿度が高いと、エアコン内部で結露が多く発生しやすくなります。また、設定温度を極端に低く(例:16℃など)していると、熱交換器が過剰に冷えてしまい、結果として内部で氷が発生することがあります。

チェック方法
・設定温度が低すぎないか?(推奨温度:25~28℃)
・湿度が高すぎないか?(適正湿度:50~60%)

湿度を適度にコントロールすることも、凍結防止に役立ちます。

氷が落ちるとどうなる?放置すると起こるトラブル

エアコンから氷が落ちてきた場合、「氷だからそのうち溶けるでしょ」と思って放置するのは危険です。実は、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。

  1. 室内機からの水漏れ

氷が溶けると、エアコン内部に溜まった水が急に流れ出し、室内に水漏れを引き起こすことがあります。特に、壁掛けエアコンの場合、壁や床が水浸しになることもあり、放置するとカビの発生原因にもなります。

  1. エアコンの故障

エアコン内部で凍結と融解を繰り返すと、部品がダメージを受けやすくなります。特に、ファンモーターや基盤が影響を受けると、修理費が高額になることもあります。

  1. 電気代が無駄にかかる

エアコンが正常に動作しないと、冷却効率が下がるため、余計な電力を消費してしまいます。結果として、電気代が無駄に高くなるというデメリットも。

エアコンの凍結を防ぐための対策

エアコンの氷トラブルを防ぐためには、日頃のメンテナンスが重要です。

  1. フィルターの定期清掃

2週間に1回はフィルターを掃除しましょう。ホコリが詰まっていると冷却効率が下がり、凍結の原因になります。

  1. 冷媒ガスの点検

エアコンの効きが悪くなったら、ガス漏れを疑いましょう。冷媒ガスが不足している場合は、専門業者に相談して補充してもらう必要があります。

  1. ドレンホースの掃除

ホースが詰まると排水ができなくなり、内部の水分が凍結しやすくなります。エアコンを使う前に、一度ドレンホースの詰まりをチェックしましょう。

  1. 設定温度の適正化

エアコンの温度を極端に低くしすぎると凍結の原因になります。設定温度は**25~28℃**を目安にし、無理な冷却を避けましょう。

  1. 室内の湿度管理

湿度が高すぎると結露が発生しやすくなります。適度な除湿や換気を行い、湿度を50~60%に保ちましょう。

まとめ

エアコンから氷が落ちてくる原因の多くは、「フィルターの汚れ」「ドレンホースの詰まり」「冷媒ガスの不足」といった、基本的なメンテナンス不足が関係しています。

ちょっとした手入れをするだけで、トラブルを未然に防ぐことができます。異常を感じたら、早めに点検や修理を依頼するのがベストです!


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