エアコン室内機の落下事故が“意外と多い”理由と、協力業者として絶対に避けたいポイント

エアコン工事の現場では、室内機の落下事故が意外と多く発生しています。この記事では、落下が起きる本当の理由、工事業者として防ぐための考え方、確実な固定方法、下地判断の重要性、現場で起きやすい勘違いなどを丁寧に解説し、協力業者として信頼される技術力と安全意識を高めるためのポイントを分かりやすくまとめます。

室内機の落下事故が“意外と多い”理由

現場で仕事をしていると、室内機が落下してしまったという再工事案件に遭遇することがあります。実際、このトラブルは珍しいようで意外と多いのが現実で、量販店案件でも工務店案件でも必ず一定数発生しています。多くの場合、原因は技術不足だけではなく、「大丈夫だろう」という油断や、「このくらいならいける」という経験値の過信が重なってしまうところにあります。室内機は見た目こそ軽そうに見えても、10kg前後の重さがある上に、運転中は振動が加わり、配管の重みが壁側へ引っ張る力も働きます。この条件がそろった状態で固定が甘いと、落下事故につながってしまうのは当然とも言える流れです。

下地探しの判断ミスが最も多い

室内機落下の原因で最も多いのが、下地の読み違いです。
「石膏ボードと思ったら中空だった」「下地の場所がズレていた」「補強が入りそうな位置を勘で決めてしまった」など、実際の現場では予想外の壁構造が出てくることがよくあります。最近の住宅は軽量鉄骨やPB二重張り、GL工法など、昔より構造パターンが多様化しています。見た目が似ていても、壁の強度はまったく別物というケースも多いため、固定ビスを打つ位置が数センチずれるだけで強度は劇的に変わります。
落下事故の裏側には、こうした“下地の誤読”が潜んでいることがとても多いのです。

プレート固定の甘さが引き金になる

プレート(背板)の固定ビスが少ない、あるいはビスの締めが甘いことも落下の大きな要因です。エアコンの背板は室内機を支える唯一の土台で、ここの施工が甘いと何をしても安定しません。特に量販店案件では、時間に追われる場面が増えるため、この部分を急いでしまう職人さんもいますが、ここを丁寧にやるかどうかで事故発生率は極端に変わります。
プレートがしっかり固定されていれば、室内機が多少重くても、配管ルートが複雑でも耐えられます。逆に、ビスの本数や種類を軽視した状態ではトラブルの起きる確率が跳ね上がります。

配管の重みや振動を甘く見た施工が危険

落下事故が起きると、「プレートが外れたのでは?」と考えがちですが、実際には“配管による引っ張り”が原因のことも多いです。特に外壁側が二重サッシだったり、配管穴の位置が低すぎたりすると、配管を無理に上げ気味で通す必要があり、そのテンションが室内機に常に掛かる状態になります。このテンションが長期間続くことでビスが徐々に緩み、ある日突然「バタン」と落ちてしまうという流れです。
運転時の振動も軽視できず、新品でも数年経つと微細な揺れが積み重なり、固定部の緩みにつながります。

落下事故が起きる現場の共通点

落下事故の報告を聞いていると、いくつか共通した状況があります。
壁が重い荷重に適していないケースが多く、特に間柱の位置が想定しにくいリフォーム住宅や、古い軽量鉄骨の集合住宅は要注意です。また、室内機の型が大きい高容量モデルを小さな壁面に取り付けた結果、負荷が集中してしまうパターンもあります。
そして最も多いのが、「これくらいなら大丈夫だろう」という思い込みから来る判断ミスです。経験豊富な業者さんほど、信頼できる自分の経験が逆に油断を生み、壁が想像以上に弱かったり、下地位置がズレていたりして落下につながるケースがあります。

室内機落下を確実に防ぐために必要なこと

落下事故を防ぐ最大のポイントは、丁寧な下地確認と、固定作業に一切の妥協をしないことに尽きます。
まず下地は必ず“確実に”探し、怪しい場合は追加でビス穴を確認し、無理のある位置ならお客様に説明して取り付け位置を微調整するなど、早めに判断を切り替えることが大切です。プレート固定の段階で一度でも不安を感じたら、迷わずビスを追加したり、ワッシャーを使って補強したりする姿勢が求められます。
エアコン工事の仕事はスピードも大事ですが、落下事故は一発で信用を失うと同時に、再工事費用や修繕費用も発生してしまうため、「とにかく確実に固定する」ことの優先順位は常に最上位であるべきです。

落下事故ゼロを目指す業者が選ばれる

結局のところ、室内機落下事故を防げる業者は総合力が高く、その技術力と安全意識は元請けからも高く評価されます。確実な施工ができる業者は現場の信頼も厚く、仕事量が安定する上に、高単価の案件も任されやすくなるため、自分の収入にも直結します。
エアコン工事という仕事は“見えない部分でどれだけ丁寧に仕事ができるか”で差がつく世界で、室内機の落下を防ぐ技術は、その象徴のようなものでもあります。丁寧さ・確認力・施工へのこだわり、この三つを徹底できる業者こそ、多くの元請けが「この人に任せたい」と思える存在になります。


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